気になる口臭!あなたの好きなものが口臭の原因かも。

口臭の原因を考えよう
女性にとっても悩みの種である口臭ですが、その原因を理解していますか?
口臭原因は、1つではありません。何が原因になっているのかを知らなければ適切な対策が出来ないのです。
確かに、口臭の主な原因は口の中にあります。ですので、歯磨きでほぼ解消できるでしょう。ですが、それだけが原因ではない場合は、いつまでたっても口臭が続きます。
虫歯や歯周病などは、歯医者でしっかり治療をしてもらわなければ治りません。歯磨きではそこから放たれる臭いを止めることはできないのです。
花粉症や鼻炎なども口臭原因となります。鼻の中に溜まった鼻水の臭いが、鼻から鼻腔を通って口の中に充満してしまいます。これによって、口臭がきつくなったと感じてしまうようです。
勿論、実際に口臭が強くなっている場合もあります。それは、口呼吸によるドライマウスです。口の中が乾いていると口臭が強くなってしまいます。
こういった方は、鼻炎や花粉症が収まり、鼻呼吸に戻ればいずれ口臭も解消されます。
よく口内炎になる方も、口臭が強い可能性があります。口内炎はビタミン不足によるものだと思っている方がほとんどですが、口内に雑菌が少ないと、ビタミンが不足していても口内炎にはなりにくいそうです。口内炎が出来る一番の原因は口の中の雑菌なのです。
口内炎が出来る理由には、
- 口の中の傷
- 免疫力の低下
- ビタミン不足
がありますが、どれも雑菌が口内炎を引き起こしています。特に免疫力が低下すると雑菌が繁殖しやすくなって、口内炎が出来やすくなるそうです。
まずは、口内を清潔に保つようにしましょう。
女性の中にもたばこを吸う方がいますが、そのタバコが口臭原因になっています。喫煙本数が多いと、口の中にたばこの臭いが染み付いてしまうのです。いわゆる「ヤニ臭い」というものです。
その他、コーヒーや緑茶も口臭原因になるそうですよ。
緑茶のカテキンは口臭対策にならないの?
緑茶にはカテキンという成分があり、そのカテキンの殺菌作用によって口臭対策が出来るといった情報があります。
確かに、カテキンは口内の細菌を抑制してくれるので、間違ってはいません。
ですが、緑茶には利尿作用というものもあります。緑茶を飲むことでトイレに行く回数が増えてしまいます。
水分が奪われているのでしっかりと水分補給をしないと、口の中が乾燥してきます。口が乾燥すると細菌が繁殖して口臭が強くなります。
緑茶には口臭を抑える作用と促進する作用があるということです。
実は、緑茶が口臭対策に有効だという証明はどこにもないのです。ただ、殺菌作用によって口臭を抑えられていると思われているだけなのです。
ネット上には緑茶成分を使った口臭対策サプリメントなども販売されていますが、そのほとんどが緑茶以外の口臭対策に有効な成分を含んでいます。
つまり、製造元も緑茶の殺菌成分だけでは口臭対策としては弱いと考えているのでしょう。
ネットを検索すると、緑茶で口臭対策が出来たというような情報がありますが、科学的に検証された話ではなく、あくまでも個人的な感想・見解です。
人によって口臭原因もその度合いも違います。当然、対策方法も人に合ったものがあります。ネットの情報を参考にするのは間違ってはいませんが、あくまでも「参考」程度にしてください。すべての情報を鵜呑みにしないことも大切なのです。
口臭は気にしすぎるとかえって病気になってしまうこともあります。あまり気にしないということも大切です。
コーヒーは飲まない方が良いの?
女性の中にもお茶よりコーヒーの方が好きだという方は多いでしょう。最近は、様々なフレーバーのラテも出ていますし、コンビニでも安価でテイクアウトのコーヒーを買うことが出来ます。
そのため、朝の通勤途中や仕事の合間などにコーヒーを飲むことも多いのではないでしょうか。
実は、コーヒーを飲むと口臭が強くなってしまいます。
コーヒーの中に唾液の分泌を抑える成分が入っているので、雑菌が増えてしまいます。
また、コーヒーの中には粉砕されて微粒子化したコーヒー豆が含まれていて、この微粒子が舌の上に蓄積されるそうです。
これも雑菌の繁殖を促進してしまいます。
コーヒーを飲んだ後に歯磨きが出来ればいいのですが、場所によっては難しいですよね。
その場合は、水を飲むようにしてください。ガムを噛んでも構いません。口の中のコーヒー成分やコーヒー豆の微粒子を取ることが目的です。
少しでも雑菌が繁殖しない環境を作るようにしましょう。
口臭を気にしすぎると、ストレスになります。このストレスも口臭原因の1つですので、悪循環になってしまいます。
気にしすぎないということも、口臭対策では大切なことです。