ニキビ

【大人のニキビ】原因別のケア方法(4)

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メイクをしたまま寝ると、ニキビになる

最近では、高校生でも当たり前のようにしているメイクですが、皆さんは夜寝る前にしっかりとメイクを落としていますか?

特に大人女子の場合、人前に出るのにすっぴんでいるのはマナー違反と言われることもあり、外出時には最低限のメイクをして出かけます。

ですが、仕事が忙しい・デートで夜遅いなど、疲れて家に帰るとメイクを落とす時間も惜しむようにベッドに直行することもあります。

しかし、その行為が肌荒れやニキビの元になっていることに気が付いていますか?

実は、メイクをしている方が結構お肌に汚れが溜まっているということ、知っていますか?

メイクしたての肌は、それほど皮脂が分泌されていないので、べたつくことはありません。ですが、半日もするとTゾーンを中心に皮脂が分泌されてべたついてきます。

お昼休みに化粧直しをし、会社を出る前にもお化粧直しをします。

この時、どの程度お肌をきれいにしているのでしょうか?

恐らく殆どの方が油取り紙で皮脂を抑え、ファンデーションと口紅を塗り直す程度でしょう。

そして、夜遅くに家に帰りメイクを落とさずそのまま就寝ということもあります。

お化粧をしているので、お肌がきれいな状態だと思っていませんか?

もしそう思っているのなら、それ、大きな間違いです。

毛穴から皮脂が出てくるだけでなく、化粧品に含まれる油分も顔の上に乗っかっています。

自分でも気付いていないべたつきに、埃が付着し、その皮脂と埃に雑菌が嬉々として活動を活発化させています。

そんな雑菌がパーティーで盛り上がっている状態を放置したまま就寝すれば、ニキビ出来放題となってしまいます。

「大丈夫、私はメイク落としてから寝てるから」というあなた、そのメイク落とし、何を使っていますか?その後、しっかりと洗顔していますか?

メイク落としシートを使ってメイクを落としているという方、毛穴の中にメーク汚れが溜まっていることに気が付いていますか?

メイク汚れによるニキビの治し方

毎日必ずメイクを落とすことは当然ですが、その落とし方にも注意が必要です。

毛穴にメイク汚れを残さないこと!

これをしっかりと頭に叩き込んで、メイク汚れを落とします。

クレンジングシートでもクレンジングオイルでも構いません。メイクを落としたら、泡立てた洗顔料でしっかりと洗顔しましょう。

毛穴の汚れをきれいに落とし、しっかり保湿をしてから睡眠です。

本当は、ファンデーションを塗らないのが一番のニキビ治療法であり、予防法なんですけどね。

額のニキビはヘアケア商品が原因?

前髪を下していると、額にばかりニキビが出来ませんか?

これ、ヘアケア商品が原因かもしれません。

そもそも、前髪を下した状態でいると、額の風通しが悪く、雑菌が繁殖しやすい状態になります。

また、ニキビが出来かけた状態で髪の毛がそのニキビを刺激し、ニキビ悪化に加速をかけてしまいます。

では、前髪を上げていればニキビができないのかというと、実はそうでもありません。

シャンプーやリンス、ヘアクリームなどが額に付いたままだと、それが原因でニキビが出来ることもあります。

ヘアケア商品が原因でニキビが出来る場合、その商品が肌に合っていない可能性があります。

特に石油系由来の洗浄成分が入っているシャンプーは、肌には刺激が強いので、特に肌が弱い方には向いていない商品です。

また、シャンプーやリンスに入っているシリコン材は、肌に残ったままだと毛穴が詰まった状態になります。これも、ニキビの原因となるのです。

ヘアケア商品によるニキビの治療法

まず、シャンプーやリンスを使った後は、顔にその成分が残らないよう、しっかりと洗い流します。

それでもニキビが治らないのなら、使用しているヘアクリームを自然由来のものに変更してみましょう。

女性の髪のための商品には、椿オイルやオリーブオイル、アルガンオイルなどを使った商品も少なくありません。

オイルが気になるのなら、油分の少ないクリームやスプレーもあります。

但し、スプレーの場合、吹きかけた時に顔に付く可能性もありますので、使用する時は注意が必要です。

出来ればシャンプーやリンスも、刺激の弱いアミノ酸由来の洗浄成分を使ったものや、自然由来の成分を使ったものに変更してみましょう。

それでも改善されないのであれば、一層のこと前髪を上げてイメージチェンジをしてみましょう。

その枕カバー、いつ洗いました?

大人ニキビの隠れた原因の1つに、寝具の汚れというものもあります。

ニキビと寝具の関係について、気にする方の方が少ないでしょう。

ですが、よく考えてください。ニキビが気になるからと、洗顔をしっかりして肌の清潔を保ちますよね。

洋服や下着、パジャマなど、肌に触れるものも毎日洗濯して清潔に保っていますよね。

では、肌に触れる枕カバーについては如何でしょうか?

肌を清潔に保ちたいのであれば、肌に直接触れる可能性のある枕カバーも清潔に保ちませんか?

枕は寝ているときに頭を支える物です。そのため、頭、特に髪の毛が触れているものという認識が強いです。

ですが、自分の寝姿を思い浮かべてください。ずっと仰向けですか?

朝起きた時、夜中なんとなく目が覚めた時、枕に頬を付けた状態で横向きに寝ていませんか?

そうです、頬が枕に触れているのです。

せっかく清潔に保った頬が、枕が汚れていたせいで、枕に染みついた汚れが頬に擦り付けられるのです。

枕に付いた汚れは、その枕を使っているあなたの皮脂汚れや汗の汚れ、角質、空気中の埃から成り立っています。

これだけ聞いても「きたな~い!」って叫びたくなります。

その汚れが何日も洗濯されない状態で蓄積されるのです。

掛け布団も同じです。

夏場は暑さのせいで布団どころかタオルケットでさえも、いつの間にか足で蹴飛ばして寝ています。

ですが、冬場になると分厚い羽毛布団や毛布にくるまり、顔も埋めて寝ています。

そう、顔を布団の中に埋めているんです。ということは、掛け布団のカバーも、枕同様に汚れていくのです。

寝具の汚れによるニキビの治療法

簡単です。今すぐ枕カバーと掛け布団カバーを洗いましょう。

毎日は難しくても、せめて1週間に1回は洗濯する様にして、常に清潔な寝具で寝るようにしましょう。

もし可能なら、布団や枕も定期的に洗いましょう。

「洗っても干す場所がない?」「クリーニングに出すと高くつく?」

いいえ、コインランドリーで十分です。

筆者は自宅のベランダに干せるので、自宅の洗濯機で洗濯した後、ベランダに2日ほど干しています。

しっかり中まで乾かないとカビの温床になり、せっかく洗ったのに雑菌だらけでは意味がありません。ですので、天気が良い日に洗って最低でも2日は干しっぱなしにします。

コインランドリーであれば、乾燥までできますので、お勧めです。

 

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