出来ちゃった背中ニキビを悪化させたくないなら?

ニキビの悪化はその食生活にある?
実は、ニキビにとって悪い食材と良い食材があります。出来てしまったニキビを悪化させない、ニキビを作らない為に、普段から食べる物にも気を付けましょう。
ニキビにとって悪い食材
ニキビを悪化させてしまう食材として、糖質や脂質の多いものが上げられます。
糖質は体に吸収されればエネルギーとして使われます。しかし、吸収されなかった分は脂質に変わって体内に溜まります。
そう、肥満の始まりです。
脂質も、体の栄養素として必要なものですが、摂り過ぎれば体内に蓄積されてしまいます。
これも肥満の原因ですね。
そう、肥満につながる行為はそのままニキビ悪化にも繋がっているのです。体内に脂質が多ければ皮脂として毛穴から分泌されます。脂質が多ければ多いほど、分泌量も増えるのです。
既にできているニキビが悪化するだけでなく、新たなニキビを作り出す原因にもなります。
炭水化物も実はニキビ原因の1つです。炭水化物には糖質も含まれていますので、摂り過ぎることで脂質に変わり皮脂として分泌されてしまうのです。
ナッツ類はニキビに悪いの?
ニキビに良い食材、悪い食材をネットで検索してみると、ナッツ類は油分が多いのでニキビには良くない食材として紹介されていることがあります。
確かに、ナッツ類には油分が多く、食べ過ぎると脂質を摂り過ぎてしまうので、体にはあまり良くないと言われています。
本当にそうでしょうか?
ナッツ類に含まれる油分の殆どが、不飽和脂肪酸です。アンチエイジングや生活習慣病予防にも効果があると言われている脂質です。
それでも、ニキビには良くないのでしょうか?
いいえ、ナッツの中には抗酸化作用と血行促進作用を持つビタミンEが豊富に含まれているものもあります。
クルミには、糖質や脂質をエネルギーに変える効果や、皮膚の健康を支持する役割のあるビタミンB2が、ピーナッツには、疲労回復効果のあるビタミンB1とビタミンEが含まれています。
ニキビ肌にとって、ビタミンE、ビタミンB2は必要な栄養素の1つです。健康維持やニキビケアのために、ナッツ類は食べても良い食材なのです。
刺激物は食べてはいけない?
激辛ブームによって、マイタバスコやマイ七味などを持ち歩く女子もいると聞きます。
また、好んで激辛料理に挑みに行くという方もいるようです。
しかし、香辛料が多く使われている辛い料理は、胃にも腸にも負担をかけてしまいます。胃腸が弱っていると、栄養素が上手く吸収されません。すると、体にも肌にも不調が出てきます。
ニキビを悪化させないためにも、激辛料理にチャレンジするのは止めましょう。
ニキビの悪化は生活習慣にもあるの?
刺激はニキビの大敵
背中のニキビを悪化させないために、刺激を与えないことが大切です。
顔のニキビにとって、触ること・潰すことはご法度です。髪の毛も刺激を与えということで、ニキビに触れない様にヘアスタイルを考えなければいけません。
当然、背中ニキビも同じです。潰さない・触らないが鉄則ですし、毛先の刺激も厳禁です。
刺激を与えない素材選び
ニキビ肌に刺激を与えないために、普段着る洋服の素材に気を付けてください。
化繊の洋服や下着よりも、通気性のある天然素材の下着や洋服を選ぶことで、ニキビへの刺激を押させます。
特に、通気性によって背中の汗が皮膚に残らない様、洋服に付いたままにしない様にします。
紫外線も刺激の1つ
ニキビと紫外線は、出会ってはいけない関係です。
ニキビが紫外線に当たると、ニキビ悪化の原因になります。その為、ニキビ肌でも日焼け止めは付けるようにしましょう。
特に背中は見えない部分です。夏場に背中の空いた洋服を着ていることで、いつの間にか日に焼けていることもあります。
紫外線に当たらない、日に焼けない様、しっかりと日焼け対策を行います。
ニキビの悪化は生活環境にもある?
エアコンは乾燥の元
乾燥肌がニキビ原因になるという事は、皆さん知っていることと思います。当然、背中ニキビも同じように、乾燥によってニキビが出来てしまいます。
夏場の熱い日や冬の寒い日など、エアコンで温度調節をします。しかし、エアコンを付けたままですと、室内が乾燥してきます。乾燥した状態の中にずっといると、肌も乾燥してきます。
冬場に湿度が下がり乾燥した日が続くと、肌がかさついてきます。それと同じことが、エアコンの効いた部屋で起こるのです。
乾燥はニキビの元でもありますので、保湿ケアが欠かせません。
寝具の汚れがニキビの元
ニキビケアのためには、清潔な環境が必要です。そのため、洗顔やボディ洗浄に力を入れます。
背中ニキビであれば、来ている洋服にも気を遣います。
しかし、どういうわけかシーツにまで考えが及んでいない方が多いようです。
ニキビに関係なく、シーツは最低でも1週間に1回は変えているという方であれば問題はありません。
ですが、1か月以上シーツを洗っていないとか、布団を干したことがないという方は、背中だけでなく体中にニキビや皮膚炎を起こしかねません。
シーツも肌に触れる物です。毎日その布団で寝ている以上、寝ている間にかいた汗がしっかりと浸み込んでいます。
その汗にまみれたシーツも布団も干したことがないのであれば、カビの温床となっています。
カビが肌荒れを引き起こしたり、ほかの疾患の原因になったりしますので、定期的に布団を干し、シーツと枕カバーを洗濯して、寝る環境も清潔に保つようにしましょう。
気が付かない部分で、ニキビ悪化の原因を作り出してしまいますので、今一度自分の生活環境や生活習慣を見直してみましょう。